新入生･新人は勿論、新年度の新しい環境はなにかと緊張を強いるものです。

しかしどんなに疲れてもたやすく逃げ出すことはできません。

規則正しくしっかり食べ、質の良い睡眠を充分にとり心と身体のバランスを保って心身の健康を維持していくことです。

どのような時代でもどのような環境下でも健康は自分自身の貴重な財産です。

しっかりと守っていきましょう。

若くとも暴飲暴食で健康を壊すことがあり、年を重ねても長い人生から学んだ自分に合った健康法を実践して元気に活躍する人もいます。

一病息災といって何かしらの病気を抱えている方が身体を労わりながら長寿を得ることもあります。

健康は教育と同じように手放すことなく一生つきあうものです。

しかしながら油断や過信でたやすく失われる繊細なものでもあります。

たとえ今は健康診断結果に異常な数値が出ていなくとも、長年の喫煙や多量のアルコール摂取は健康を害するリスクであることに気づいてください。

かつては喫煙を大人の嗜好などといっていましたが、今では国を挙げて禁煙を勧奨しています。

喫煙が健康を害することは今や常識となっています。

喫煙は興味本位で始めるものでもありません。

一度でも喫煙の世界に入り込むとニコチン中毒の罠にかかってしまいます。

日々費やすタバコ代を貯めると長期的には車一台は買えるでしょう。

それに加え健康を害すれば治療費・入院費などの負担があります。

体調がよくなければ旅行や趣味を楽しむことさえできなくなります。

事故や災害は予知することができませんが、タバコや飲酒による健康被害はすでに明らかになっています。

人生を大事にするなら、少しでも健康を損なう習慣を避けるべきだと皆さんも思うことでしょう。

健康はかけがえのないものですが失われるまでその貴重さ･ありがたさに気づくことは稀です。

正しい判断力で人生を悔いなく歩んでほしいものです。