医療の豆知識

CT検査とは

CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。
X線を使っていますが、1回のCT検査でのX線の使用量は特に発癌などを心配する量ではありません。
CT検査は単独で用いるのではなく、X線検査(レントゲン)や内視鏡検査の結果と総合して診断をすることにより効率的に体内の様々な病巣を発見することができます。
検査の方法は、ベッド上で横になり安静にしながら音声の指導に従って息を吸ったり止めたりするだけです。痛みなどを伴う検査ではありません。
特に詳細に病巣や血管の状態をみて診断するための検査として造影CT検査があります。
この場合、身体に安全なヨード性X線用造影剤を静脈から注射しながら撮影を行います。
CT検査によって得られる情報により、より迅速で明確な診断が行われ、当医院でもこれまでに多くの患者さんが脳血管の異常や肺その他の内臓の病変などを迅速に診断され、早期の発見や救命につながっています。
ちなみに院長は日本CT検診学会の会員です。
この学会は、CTでの全身の検診により呼吸器、循環器を中心に各種の病変を早期に発見する方法やその意義などについて研究することを目指して学術総会、セミナー、学会誌の発行などを行っています。

石塚醫院では
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