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脳梗塞と頸動脈検査

 一般に、高血圧・糖尿病・高脂血症・心臓病と診断されていらっしゃる方々は脳梗塞を発症しやすいといわれていますが、このような皆様を対象に、数年前から実施している検査があります。

 頚動脈エコー検査です。

 ☆脳に近い頚動脈(首の動脈)の内部の状態をエコー(超音波)で調べます。

 血管内にプラークと呼ばれる瘤のようなものができているような場合、将来脳梗塞を発症するリスクが高い状態であると判断し、これを防ぐべく投薬治療をおこなっています。

 何かが起こる前に、事前に治療によってリスクを減らし、余病を未然に防ぎ、これからの生活が心身ともに健康に続くよう、改善していくための検査です。

 数年前から、定期的に糖尿病・高脂血症・高血圧・心臓病などで、脳梗塞発症の危険度が大きい方を中心に、この検査を実施するようになってから、当医院では脳梗塞を発症される患者さんの数が劇的に減少しています。

 血管内の状態によって処方薬による治療を行い、3ヶ月から半年に1回の定期的な検査を実施してその後の状態を確認していますが、処方薬の効果で、この瘤(プラーク)が縮小していく方もあり、血管内の状態を改善することが脳梗塞の発症を防ぐ要因となっていると考えられます。

 脳梗塞は、発症すると生命に関わり、また回復してもその後の生活に大きな影響をもたらすことが知られています。

 できれば、可能な限りの方法で、発症を未然に防ぎたいと考えます。

 また、発症した場合には、早期の治療が必要です。

 以下に脳梗塞発症のまえぶれ症状を明記します。

 一過性脳虚血発作といわれ、多くの場合、5~15分程度でおさまります。

 人によってはこのような症状があらわれない場合もありますが、以下のような症状に気づいたら、すぐに医師に連絡し、適切な対応を相談しましょう。

 ・ 手足に力が入らず、気づかずに手に持った物をとり落としてしまう

 ・ 足が麻痺してふらついて歩けない ・ 足がもつれる

 ・ 身体の片側にしびれや感覚の鈍化がおこる
 
 ・ 物が二重に見えたり、見えにくくなる

 ・ ものを言おうとしても、とっさに言葉が出てこない

 ・ 言われていることが理解できない

 ・ ろれつがまわらず、きちんと話せない

 ・ 食べ物や飲み物を飲み込めず、むせたりする

2010年04月30日 19:35


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