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かぜと合併症について

  ☆まず予防を!
  気温が下がっているときに無防備に薄着をして身体を冷やしたり、充分な栄養を摂らずにいたり過労、睡眠不足などで身体が弱っている状態のときにかぜをひきやすくなります。できれば、日頃から体調を整えて、免疫力・体力をつけておきましょう。よく手を洗い、うがいを忘れず、部屋の乾燥を防ぎ、寒いと感じたら身体を充分に温めてください。しかしながら、汗ばむほどに重ね着をし、部屋を真夏のように暖める必要はありません。汗をかいた身体で冷気に触れることはかえって身体を冷やすことになります。なにごともほどほどに。

  ☆かぜをひきかけていると感じたら
  無理をせず安静にして充分な休養をとる・身体を温める・消化のよい栄養のある食事を摂って体力を保持するなどのことを実行してください。よく「市販の薬を飲んでいたがなかなか治らなくて」といってかなりこじらせてから来院する方がいます。かぜの初期にこそ医療機関での受診が必要です。市販薬は簡単に手に入り手間がかからない利点はありますが、パッケージやコマーシャルにかかる費用を価格に反映させているためにたとえ安売りしていても割高になっています。いずれにせよ「かぜは万病のもと」ですから油断しないでください。

 ☆合併症とその予防について ☆知らないうちに重篤な合併症に移行させないためには
  かぜをひいてしまったら、さらに病原菌を体内に侵入させないために不必要な外出を避けて安静にしましょう。

 気管支炎・肺炎などの重篤な合併症を早期に発見するために以下のサインを見逃さないでください。
  ・長く続くひどいセキと黄色っぽい色のついた痰(たん)
  ・悪寒・高熱・頭・関節・筋肉などの痛み
  ・呼吸の苦しさや胸の痛み
  ・のどや耳のひどい痛み
   
   これらの症状がみとめられましたら合併症の疑いがありますのですぐに受診してください。合併症といっても、これらは早期に適切な治療を受ければ決して怖いものではありません。ただ多くの場合、ただのかぜだから安静にしていればそのうち治ると考えて、長時間なにもせずに放置してしまうために重篤になってしまうのです。とくに高齢者の場合、かぜをひいても気づかないでいることが多く、対処が遅れるという場合もありますので、本当に注意していただきたいと思います。肺炎につきましては、現在5年間有効な肺炎ワクチンが普及していますので接種をおすすめします。

2008年09月26日 15:12


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