院長からひとこと

新型コロナ ひとりひとりが最大限の努力を!

 全国的に新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しております。

 県内の感染者も増え続けており、皆さんも不安な日々を過ごしておられると思います。

 例年であれば年末年始に家族が帰省して、にぎやかな新年を迎える方も多いと思われますが、今年に限っては、感染拡大地域からの帰省を思いとどまる方が多く、ご家族と離れて過ごされる方も多くなると考えられます。
 
 また、帰省しても大人数の集まりを避け、家族だけのお正月になるかもしれません。

 日本医師会の中川会長が全国の皆さんにお願いしていますが、今は感染拡大をくい止めるために、ひとりひとりが可能な限りの予防行動をすべて実施するときです。

 そしてどのような環境で過ごされるにせよ、体調を安定させる努力をしてください。

 特に基礎疾患を持つ方は、かかりつけ医師が年末年始の休診に入らないうちに診察を受けておいてください。

 特に、気になる症状が出ている方は、先延ばしにせず受診し、迅速な診断に基づく必要な治療を受けてください。可能な限り体調に自信をもってこの時期を過ごしていただきたいと思います。

 年末年始にかかりつけ医師が休診のときに体調の悪化・急変が起こらないように、そのようなことが起こる確率を少しでも低くするために行動してください。

 皆さんが自身を守るために賢く行動するときです。

 それが、医療現場を救うことにもつながります。

 報道されておりますように、新型コロナウイルス感染症対応のために、病院の医療従事者の勤務状況が首都圏を中心にして非常に過酷なものとなっています。

 県内にも新型コロナウイルス感染症の患者さんをケアしている病院が多数あります。

 すでに首都圏では、他の疾患の対応に影響がでており、本県でも決して他人ごとではありません。

 多くの医療機関が休みに入った時期に、かかりつけ医師と連絡がとれなければ、不安が症状を悪化させて救急搬送を要請する方が増えてしまうのではないかと心配です。

 救急搬送が増えれば、搬送先の病院の医療現場に危機的状況を招きます。

 心身の疲れを押して頑張っている医療従事者を助けるためにも、皆さんが自身の体調管理に真剣になりましょう。

 新型コロナウイルス感染症に罹らないために最大限の努力をすることは勿論ですが、基礎疾患が悪化して緊急入院が必要にならないようにかかりつけ医師との二人三脚で体調を安定させてください。

 そして、暴飲暴食などによる急性疾患にも注意してください。

 ひとりひとりが自分や家族を守るために行う行動のひとつひとつが、周囲の人々と社会を助けることにつながります。

 心を一つにして、この難局を乗り越え、2021年を良い年にしましょう。

2020年12月25日 15:46


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