院長からひとこと

油断という危険について

 新型コロナウィルス感染症については日々の予防習慣が定着したことと思います。

 しかしながら、人間の常として、そろそろ油断がでてくる時期でもあります。

 加えて、経済を活性化させるための施策によって、旅行や外食などが奨励されています。

 こうなると、感染の怖さよりも、日々の楽しみの方に目が向いていくのも自然の成り行きです。

 首都圏での感染者数が依然として減らなくとも、人口の少ないこの地域では大丈夫などと考えてしまい、ついつい日ごろの注意を怠る人が出てくることが心配です。

 国の内外で、一旦減少した感染者数が再び増えたということは記憶に新しいと思います。

 欧米諸国などで猛威をふるう状況を見ると、新型コロナウイルスには、かなり強い感染力があるということがわかります。

 こうなると、新型コロナウイルスという怪物と人間との根競べとなってきます。

 ウイルスというものは、簡単に消滅しません。

 依然として三密の環境では感染の危険が大きく、こうしている間にも無症状の感染者が知らない間に多くの人に感染させているかもしれないのです。

 こうなるとますます怖くなってきますが、正しい知識をもち、正しく予防していれば、それほど恐れることはないのです。

 新聞やテレビの報道に接しても、それに一喜一憂せず、惑わされず、感染症対策としての自分の生活スタイルを確立していきましょう。

 コロナウイルス感染の一番の危険は自分自身の中に油断という形で潜んでいることに気づきましょう。

 忘れてはいけないことは、この新型コロナウイルス感染症は、一旦かかると、回復した後でも長い間ひどい後遺症に悩まされる人がいることです。

 ですから、まず感染しないことです。

 未知の感染症ですから、注意を怠らず最善の予防体制をしっかり維持していきましょう。

 もし感染した方との接触が疑われる家族がいる場合、家族間の感染を回避するためにどうしたらよいのかを調べておきましょう。

 受診の際に、受付にあるプリントをお持ちください。

2020年10月29日 18:26


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