院長からひとこと

災害から身を守ることについて

 災害から生命を守ることについて述べてみたいと思います。

 日本には四季があり、その季節ごとの風情や行事を楽しむ文化がありました。

 しかし近年の世界的な異常気象のなかで、日本でも人々の生命や暮らしが脅かされています。

 例えば雨は農作物を育て、生活に必要な水道水となる本来ならば恵となるものですが、最近は短時間に多量の降雨があることから、河川の決壊による浸水や土砂崩れなどによって多くの方が亡くなられ、多大な被害を受けています。

 自然の猛威に脅かされ、裏切られた感があります。

 もはや友だちと昆虫採集して、縁側でスイカにかぶりつき、夕立の後の涼しさの中で蝉の声を聴いた子供の頃の夏ではありません。

 このような環境の変化に対して私たちはどのように対処していったらよいのでしょうか。

 テレビの気象情報をよくみて、先々に起こりうる最悪のことを想定し、どんな事態になっても困らない対策を講じておくべきでしょう。

 人任せにせず、自宅の環境、河川や崖からの距離、地盤の固さ、水はけや最寄りの避難場所からの距離、そこへ行くまでにかかる時間や移動の手段などについて正確に把握しておきましょう。

 そして避難するのか待機するのかの判断が的確にできるようにしておきましょう。

 安全を確保するために万全の対策を講じましょう。

 台風や地震などの自然災害は防ぎようがありませんが、その時にも途方に暮れることがないように、最悪の事態を予測して対応策を練っておくべきです。

 災害時に生命と健康を守るために必要なものを用意し持ち出せるようにしておきましょう。

 毎日服用している薬も忘れずに入れておいてください。

 敬老の日には、高齢の皆さんの長寿を祝うとともに、災害時の対応・対策を話し合うことも必要かと思います。

 9月の初めには多くの自治体で防災訓練が実施されますが、真剣に参加し、地域全体で災害に向き合うために話し合うことが益々重要になってくると考えます。

 このようなときにこそ東日本大震災の教訓を生かしましょう。

2019年08月09日 17:14


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