院長からひとこと

食事と健康について


 朝晩は特に冷えてくる時期です。 そろそろ、この冬を乗り切る健康づくりの準備をはじめましょう。  

 先月から受付で健康を維持する栄養について、プリントを配布していますが、疾患ごとの食事の注意をまとめたプリントも作成してあります。 

 高血圧・糖尿病の方はもとより、肝臓や腎臓の機能が弱っているときの食事のプリントもありますので、簡単な内容ですから、皆さんの食事療法の参考にしてください。
 
 100歳を迎えてなお現役で活躍しておられる聖路加病院の日野原先生が渡米された折、偶然にも私たち夫婦の住んでいたヒューストン近郊の大学町においでになりました。

 先生のお父上が学長を務められていた関西のミッション系の女学校に妻の祖父が勤務していたことから、義父は先生と親交があります。

 そんなわけで御滞在中、先生に同行し、昼食・夕食の2回の食事をご一緒する機会に恵まれました。 

 その折、先生は、昼食にはチキンと魚をメインにしたコースをきれいに召しあがったのち、数時間後の夕食にはステーキを含むフルコースを残さず召し上がりました。

 当時すでに80歳を超えられていらした先生の旺盛な食欲に驚くとともに、この食事が先生のご活躍を支えているのだと感じたことを時折思い出します。

 先生は、現在はそれほどの量は召し上がらないようですが、毎日バランスよく必要な栄養をお摂りになり、元気にご活躍されています。

 日野原先生をお手本にすれば、80歳を超えてなお元気に活躍する方が増えて、日本に活力を与えてくれるのではないかと考えます。

 毎日の食事は、私たちの健康維持のために重要な役割をはたし、活力の源となっていますから、食欲がないからといって食べないでいると、必要な栄養が充分に摂れず、しだいに体調が悪化していきます。

 これからの気温の低下にも対応できず、風邪をひきやすくなったりします。 よく風邪は万病のもとといわれますが、そのとおりです。

 風邪のひき初めには、寒いと感じることが多いのですが、そのようなときには、身体をあたためる役割をもつ栄養分が不足している場合も多いのです。

 これからの季節を健康に過ごすために、栄養バランスのよい食事をしっかりとりましょう。

2011年10月08日 13:08


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